2022-5-21 9:12:25
「立ちぬる月の二十日のほどになむ、 つひに空しく見たまへなして、 世間の道理なれど、 悲しび思ひたまふる」 などあるを見たまふに、 ーーーーーーーーーーーーーーー YouTubeでも「イラスト訳」の動画を作成して...
2022-5-20 8:42:07
山里人にも、 久しく訪れたまはざりけるを、 思し出でて、 ふりはへ遣はしたりければ、 僧都の返り事のみあり。 ーーーーーーーーーーーーーーー YouTubeでも「イラスト訳」の動画を作成しています。 見るだけで楽...
2022-5-19 8:42:11
十月に朱雀院の行幸あるべし。 舞人など、 やむごとなき家の子ども、 上達部、 殿上人どもなども、 その方につきづきしきは、 みな選らせたまへれば、 親王達、 大臣よりはじめて、 とりどりの才ども習ひたまふ、 ...
2022-5-18 8:03:39
「消えむ空なき」とありし夕べ思し出でられて、 恋しくも、 また、 見ば劣りやせむと、 さすがにあやふし。 「手に摘みていつしかも見む紫の根にかよひける野辺の若草」 ーーーーーーーーーーーーーーー YouTubeで...
2022-5-17 9:59:56
秋の夕べは、 まして、 心のいとまなく思し乱るる人の御あたりに心をかけて、 あながちなるゆかりも尋ねまほしき心まさりたまふなるべし。 ーーーーーーーーーーーーーーー YouTubeでも「イラスト訳」の動画を作成...
2022-5-16 10:07:31
「…かう問はせたまへるかしこまりは、 この世ならでも、 聞こえさせむ」 とあり。 いとあはれと思す。 ーーーーーーーーーーーーーーー YouTubeでも「イラスト訳」の動画を作成しています。 見るだけで楽に、 古文...